詩吟は稽古、開眼、実践、壁の繰り返し
稽古をしていると、時に『これって開眼!?』みたいな
そんな時があるように感じます。
師匠の指導の通りにしていると、時にそれがピタッとハマリ、コレコレみたいな。
今回は、詩文を読み終え押していく部分でお腹の下に落としてから出していく。
言葉ではなかなか言い現わし難いのですが、横隔膜を上げていたものを丹田に持っていき締めていくように声を出す。という感じでしょうか?こうすることによりその部分の音色が変わるという事なのですが。
実際にやってると、なんとなく感じることができるし、少し楽になる分、肩の力も抜ける気がします。
今までは横隔膜を上げるだけの意識だったので、お腹の使い方がうまく変わればいいのですが。
実際の稽古での音声を載せてみました。
稽古の最後に吟ったものです。
こういったことに気をつけながら、自然とできるように稽古で何度も繰り返し、体に覚え込ませます。
それを舞台等の実践で実行してみる。
で、どうであったかを聞きなおし、反省を入れる。
その他の部分でもまた壁にあたり、悩み考え、上手な人の吟を聞いたり、師匠に聞いたりして、その壁を乗り越える。
これの繰り返し。
そんなふうに思います。
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