3本から4本に

詩吟では、発声のキーを本数で表します。

これを文面で表すのは難しいのですが、低い音で水1本から

下は水5本まであり、高い音は1本から上は9本とかまであります。

男性ではだいたい水2本から4本、高い人で中には5本の人もいます

女性では4本から8本で、子供や若い人では9本の人もいます。

詩吟をされてる方には当然周知のことですが。

 

私の場合始めたのは、水1本からで、初舞台がそうでした

次の舞台では2本で出場し、2年目で県連初出場のときは、愛連でも2本

翌年の県連では3本。

4年目で昨年の県連の本選まで3本で、愛連から4本に上げました。

しかも、師匠に相談せず勝手に4本で申し込んだのです。

県連では2年前ぐらいまでは3本が普通のように感じたのであうが、

今は4本の方のほうが多く、本選では3本のほうが少なく感じます

時流に乗ったというか、地声に近い3本よりもきれいで響く音がでると思い

本数を上げてからも、3本の時のほうが太い声だと言われる事もあり。

 

そこから、三木市の優勝者吟詠、関吟の全国大会、今年の春の関吟の錬成吟詠会と、

声がかすれたり、変に裏返ったりと、約半年ほど不調に悩まされ、

気にして舞台に立つと喉を絞めて余計に悪くなり、舞台に立つのが怖い期間でした。

 

そうして悩まされながらも県連の2次予選の頃には慣れてきて、魔のジレンマもなくなり、

細くなったかもしれませんが、響きのある声が出せるようになったと感じてます。

しかも、3本の時と喉の違う部分で声を出してるような感じで、

前ほど喉の調子に左右されにくくなったような気が(気のせいかもですが)

 

とにかく、年をとって本数を下げるのはいつでもできますが、

上げるのは難しいと思うので、このまま頑張ってみます。 😀 

 

 

 

 

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